エルグランド

ニッサンのワンボックスのLサイズ高級ミニバンとして1997年に発売された。豪華さだけでなく、そのスポーティなルックスに見合ったダイナミックな走りを味わうことができる動力性能も魅力だ。フルサイズボディであることを感じさせないパワフルさや、卓越したハンドリング特性はミニバンでも走りにこだわりたい人でも納得できるものだ。

 

現行のモデルは2010年にモデルチェンジした3代目E52型である。どの歴代モデルも威風堂々としたスタイルを特徴としてきたが、モデルチェンジをきっかけに気品を加えた。このクラスのミニバンではスマートで上品なルックスよりも押し出しが強く厳つい車の人気が高いが、そうした傾向を意識したモデルチェンジが行われた。ライバルはトヨタのヴェルファイアであるが、低重心設計とから生まれた安定した走行性能はライバルを上回る評価を得る。V型6気筒3.5リットルと直列4気筒2.5リットルの大排気量エンジンとCVTのマッチングもよく、安定したコーナリング性能も進化している。

 

一方で、実用性ではやや見劣りするという評価もあるが、エルグランドの方向性としては、ファミリーが乗る大きな車というミニバンの一般的なイメージを覆す実用性と高級感や豪華さを兼ね備えた車づくりが追求されている姿勢の表れと言えるかもしれない。センターからサイドへ流れるグラデーション木目調パネルを一面に配したインパネの作りこまれた上質さも高級サルーンの品格を備えている。

 


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