イスト

トヨタが2002年に発売したコンパクトカー。ヴィッツをベースにしつつも15インチのホイールとSUV風の5ドアハッチバックボディを搭載し、クロスオーバー風に仕上げられている。コンパクトカーといえども全幅は1725mmもあり、見た目はかなりのゴツさを持っているのが特徴だ。フロントマスクもダースベイダーを連想させる独特のデザインである。当初は日本国内のみの販売だったが、のちに2003年から北米で若い世代を狙ったサイオンブランドで、またヨーロッパでも販売が開始された。初代の販売台数は当時トヨタ車としては歴代トップとなる発表後1か月で約42,000台を記録し、大きなヒットとなった。

 

現行モデルは2007年にモデルチェンジされた2代目のXP110型。「ヘビー・ビューティ」というコンセプトが表すように全長は4メートル以下とコンパクトながら3ナンバーサイズの全幅を持ち重量感を感じさせる。どちらかというと可愛らしい印象があった初代から比べると男性的なテイストが強まったと言われている。広告もオダギリジョーを起用しファッション性を強く打ち出した。

 

2代目で北米仕様との共用化の効果が表れているのが、全グレードにおいて運転席、助手席、両側サイドエアバッグ、両側カーテンシールドエアバッグの6エアバッグを標準採用している点。サイドインパクトを重要視する北米に合わせたものである。また、2012年にはリア中央席に3点式シートベルトとヘッドレストを設定するなどコンパクトカーの中では高い安全性能を誇っている。


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